日本健康マスター検定(健検)とは?勉強時間・勉強方法の紹介 〜こんな方におすすめの資格です〜

日本健康マスター検定(健検)とは?勉強時間・勉強方法の紹介 〜こんな方におすすめの資格です〜

私ひぐま父さんは、本日2021年7月4日(日)に、日本健康マスター検定試験(健検) エキスパート・コースを受検してきました。

あまりメジャーな資格ではないですが、実際に勉強してみたところ、自分自身の生活を振り返るきっかけとなり、また、家族や親の健康問題を考えるきっかけにもなる、よい資格だと思います。

受検してきたばかりなので、合格したかどうかは分かりませんが、たぶん受かっている!と思いますので、日本健康マスター検定試験の内容を紹介し、私の勉強時間や勉強方法等についても紹介したいと思います。

ひぐま父さん
お金の心配をするだけではなく、健康に長生きすることについても、適切な知識を持っていたいですね
目次

日本健康マスター検定とは?

公式ホームページによると、日本健康マスター検定(健検)とは、「特定の疾病、健康テーマだけでなく、健康全般を体系的にカバーする『健康リテラシー/ヘルスリテラシー』をはかる検定」とのことです。

国の公的資格ではなく、民間資格であり、また、今回の試験が第12回とのことで歴史も短いようですので、マイナーな部類の資格だと思います。

私も受検をしようとするまでは知りませんでしたが、たまたま仕事関係でこの資格を知って興味を持ち、受検してみることにしました。

出題テーマは?

日本健康マスター検定試験の出題テーマは、以下の通り健康に関する幅広いテーマとなっています。

日本健康マスター検定の出題テーマ

健康づくり全般
食生活
身体活動・運動
睡眠と心・嗜好
高齢者・女性の健康・救急の知識
がん・口腔・感染症予防
健康の啓発(エキスパート・コースのみ)

日本健康マスター検定の公式ホームページに、少しだけですが、過去問ミニ模試が掲載されていますので、これらを見ると、どのような問題が出題されるかや、難易度のイメージがつくと思います。

資格のメリットは?

日本健康マスター検定の資格を取ることによって、履歴書に記載ができて何か仕事上や転職などで有利になる、ということは、あまり考えられないと思います。

実際に受検してみた感想としては、仕事に活かす、というよりは(もちろん、職種によっては、仕事に活かせる方もいると思います)、自分の普段の生活やライフプライン、家族の健康等を考える上での、健康に関する幅広い知識を得るのに役立つ資格、ということだと思います。

特に、食生活に関してや、がん対策等については、自分自身や家族、親の健康を考える上で、役立つ知識だと思います。

いろいろな病気の関連性や原因となりうること等、非常に勉強になりました。

また、男性の私にとっては、女性の健康に関して知っておくことは、妻の健康や妊娠について考えたりするうえで、よいことだと思います。

勉強方法は?

他の公的資格等と異なり、過去問の情報等があまりなく、どのような問題が出題されるかは、公式ホームページの過去問ミニ模試から推測するしかありません(試験でも問題が回収されてしまうため、実際の問題を紹介できないのが残念です)。

そのため、公式テキスト「日本健康マスター検定 公式テキスト 増補改訂第2版」を読んで、勉強するくらいしかないと思います。

試験は、この公式テキストをベースに、「健康日本21」など、健康づくりに関するさまざまな国の指針に基づき、以下のテーマで構成されるとのことです。

検定で出題される内容
  • 健康リテラシーの重要性
  • 食生活と健康
  • 嗜好の見直し
  • 運動と健康
  • 睡眠と心の健康
  • がん対策
  • 救急の知識
  • 高齢の家族の健康
  • 女性の健康
  • 口の健康
  • 感染症の予防
  • 健康を支える仕組み
  • 健康の啓発(エキスパートのみ)
  • 新型コロナウイルス対応(第10回試験より、各試験回でVersion更新)

最後の新型コロナウイルス対応については、公式ホームページで、公式副読本「新型コロナウィルス 未知なる感染症から身を守るヘルスリテラシー」がPDFデータで販売されています。

実際の試験勉強にあたっては、公式テキストに加えて、公式副読本を読んで勉強することになります。

私も、これらを購入して、勉強しました。

試験対策セミナーもあるようですが、勉強時間がないけれども会社から資格を取るように言われていてどうしても資格を取得しなければならない、というような人以外は、公式テキストと公式副読本を独学すれば、ベーシック・コース、エキスパート・コースに限らず、十分に合格できる資格だと思います。

勉強時間は?

私の場合は、公式テキスト「日本健康マスター検定 公式テキスト 増補改訂第2版」(271頁)と公式副読本「新型コロナウィルス 未知なる感染症から身を守るヘルスリテラシー」(16頁)を合わせて、通読に約5時間がかかりました。

他に特に行った勉強はなく、勉強はこれだけですので、一日30分勉強すれば、10日で終わる分量です。

私の場合は、2日前までに約50頁分しか進まず、試験前日に約4時間かけて、残りを通読しました。

合格発表はまだですが、これでも、おそらくエキスパート・コースは、合格できた自信があります。

おすすめできる資格か?

前述のとおり、日本健康マスター検定は、あまりメジャーな資格ではないものの、自分自身の生活を振り返るきっかけとなり、また、家族や親の健康問題を考えるきっかけにもなる、よい資格だと思います。

テキストの内容的には、元から知っていることもいろいろ含まれますが、まとめて知識を体系立てて勉強できる、というよい機会だったように思います。

こういった知識は、今すぐに役に立つ、というものではありませんが、知っておくといつか役に立つ、という類のものだと思います。

そのような意味で、私はおすすめできる資格です。

特に、健康に自信がなく改善しようと思っている方や、親や家族の健康が心配な方等には、健康に関する知識を幅広く整理できる、よい資格だと思います!

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