2月16日から、令和2年分の確定申告が始まりましたね。
私のような会社員、サラリーマンであれば、事業所得者でもないから確定申告は関係ない!と思っている方もいるのではないでしょうか(実際、私も以前はそうでした)。
しかし、会社員であっても、確定申告を上手に利用すれば、払いすぎた税金が戻ってくる可能性があるのです。
・子育て世帯は医療費控除を受けられる可能性が大きい!
・「ふるさと納税」はとってもお得で楽しい!
なお、本記事での記載内容は、一般的な内容であり、基本的には、書籍やインターネットで調べれば誰でも分かるような内容になっていますが、個別具体的な税務に関する疑問等は、税務署又は税理士等にお問い合わせするようお願いします。
会社員はどのようなときに確定申告をするべきのか?
会社員の場合、基本的には、納税のために必要な手続きは、会社がやってくれています。
会社が申告・納税を行ってくれるので、原則、会社員自身が確定申告を行う必要はありません。
しかし、結婚して家族ができると、出産等でも医療費がたくさんかかってしまうこともありますね。
出産前後の年は、母親の身体のトラブル等も含めて、病気を利用する機会も多く、何かと医療費が多くかかってしまう場合も多いと思います。
出産があると、何かとお金がかかる一方、生まれた子どもの将来のための教育資金等を残したいと考えますよね?
だとしたら、確定申告をしっかりして、医療費控除を受けるべきです!
また、ふるさと納税って何?お得だって聞くけど、手続きが面倒なんでしょ?、という方も、返礼品をゲットして、ふるさと納税を楽しみましょう!
家族が好きな食品等の返礼品をゲットすれば、家族の幸福度もアップするはずです。
そして、ふるさと納税をして返礼品をゲットしたら、確定申告をしましょう!
ふるさと納税をした場合には、ワンストップ特例制度を使用して、確定申告しないこともできますが、いろいろな制限や手間を考えても、ふるさと納税をした場合には、確定申告したほうがお得です。
以上のような理由から、①医療費控除、②寄付金控除(ふるさと納税)の2つに関して、確定申告をして、節税する方法について、何回かに分けて、制度の概要と、確定申告書の作成から提出までの具体的方法を説明したいと思います。
・特に出産の前後は、医療費がかかるので、確定申告して医療費控除を受けよう!
・家族にも喜ばれるふるさと納税の返礼品をゲットしよう!ふるさと納税したら、確定申告で寄金金控除を。
確定申告は難しくない
確定申告というと、私も以前は、非常に難しい、というイメージを持っていました。
しかし、医療費控除や「ふるさと納税」についての寄付金控除をするくらいであれば、そこまで難しいものではありません。
これまで確定申告をやったことがない方も、まずは、①医療費控除、そして、ふるさと納税をした年には、②寄附金控除についての確定申告から始めてみてはいかがでしょうか。
世帯分の医療費の領収書(又は健康保険の医療費通知)、「ふるさと納税」に関する寄付金の受領証を保管してあれば、分量等にもよりますが、パソコンやタブレット等を使って、1〜2時間もあれば書類等を作成でき、印刷して、本人確認書類と寄付金の受領書を郵送する方法で、思っていたよりも簡単に確定申告できます。
医療費控除や「ふるさと納税」については知っていたけど、確定申告がややこしそうで、やったことないし、抵抗あるんだよなー、って方もいるかもしれません。
しかし、数時間の手間で、場合によっては、数万円を超える金額が戻ってくることもある確定申告。
やらない手はないと思います!
・①医療費控除、②寄附金控除(ふるさと納税)だけなら、1〜2時間程度で、確定申告書類を作成できる。
・数万円を超える金額が戻ってくるかも!
確定申告の方法
確定申告書類は、国税庁の確定申告特集ページから、作成することができます。
確定申告特集ページの右上に「確定申告書等の作成はこちら」のところをクリックすると、確定申告書等作成コーナーに移ります。
確定申告書等作成コーナーでは、初めて確定申告書等を作成する場合、「作成開始」をクリックします。
手書きで作成するよりも、計算ミス等が発生することも少なく、便利ですよね。
マイナンバーカードを持っている方は、スマートフォンを使って、書類提出が不要なe-Taxでの申告が可能です。
以前は、e-Taxのためには、パソコンとカードリーダーが必要だったり、スマートフォンを使った「ID・パスワード方式」のためにIDとパスワードを税務署に取りに行く必要があったりしました。
今年からは、スマートフォンでのe-Tax送信が簡略化される等しているようですので、e-Taxも徐々に利便性が上がっているのかもしれませんね。
e-Taxの手続きが簡単そうであれば、試してみたいとも思いますが、残念ながら、私は、まだマイナンバーカードを持っていませんので、昨年までと同様、パソコンで確定申告書類を作成し、税務署に郵送する、という方法を採りました。
その場合、「印刷して提出」ボタンを押します。
事前確認等を行って、利用規約に同意したら、右下の「利用規約に同意して次へ」を押します。
次に作成する申告書等を選択します。
医療費控除、寄附金控除(ふるさと納税)をするのであれば、「所得税」の確定申告書の作成をすることになります。
「作成開始」ボタンを押すと、いよいよ所得税の確定申告書の作成開始になります!
まずは、生年月日を入力します。
次に、申告内容に関する質問に答えて「次へ進む」から次のページへ。
次に、年末に会社から受け取った源泉徴収票の内容を入力します。
自分の源泉徴収票の内容に沿って、入力をしていきます。
全部入力できたら、「入力内容の確認」ボタンを押します。
すると、元のページに戻りますので、入力内容に問題がなければ、次へ進みます。
「収入金額・所得金額の入力」ページでは、特に何もなければ、そのまま次へ進みます。
ここから、いよいよ所得控除の入力ページとなります。
・マイナンバーカードを持っていなければ、パソコンで確定申告書類を作成し、税務署に郵送する、という方法が現実的。税務署に行く必要なし。
・マイナンバーカードを持っていれば、スマートフォンでe-Taxという方法を採ることも可能。
続きは、次の記事で!
・子育て世帯は医療費控除を受けられる可能性が大きい!
・「ふるさと納税」はとってもお得で楽しい!
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